Twitterはタイムラインから流れてくるツイートをただ眺めているのも楽しいですが、使い方次第でかなりニッチな情報検索ができます。
今回は欲しい情報をTwitterで効率を上げて高度な情報収集ができるようになる「検索コマンド」についてまとめてみました。
日付を指定したり、特定のユーザーに絞ったり情報収集の効率化がはかれるので、ニッチな情報検索する時にはぜひ使ってみてください!
もくじ
Twitterの検索効率を上げるコマンド活用方法
「検索コマンド」は使いこなせるようになるとかなり便利ですが、残念ながら「プロフィール文」の検索には使用できないんです…。
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期間・日付・日時指定で過去ツイートを検索する方法
まずは検索窓にコマンドを入力して検索したいワードを指定した年月日で期間の範囲指定をして表示させます。
画面最下部の「虫眼鏡」マーク
あるキーワードについて指定年月日から現在までを検索する
入力コマンド⇒ 検索したいキーワード since:年-月-日
※ 検索したいキーワードの次に半角スペースを入れた後でsince:年-月-日を入力してください。
入力例:夏 since:2018-06-23
あるキーワードについて過去から指定年月日までを検索する
入力コマンド⇒ 検索したいキーワード until:年-月-日
※ 検索したいキーワードの次に半角スペースを入れた後でuntil:年-月-日(西暦は4桁、月日は2桁で!)を入力してください。
検索する日付範囲を限定して検索する方法
「since」と「until」コマンドを併用すれば、期間を絞り込んで検索することもできます。
併用時の入力コマンド例⇒「検索したいキーワード since:2018-01-01 until:2018-07-30」と指定すると、検索範囲を特定の期間に限定して検索できます。
※ 各ワード間には「半角スペース」を必ず入力してください。
特定ユーザー名やアカウントに関するツイートの検索方法
既に検索したいユーザー名やアカウントが決まっている場合、そのユーザーに関する検索を条件指定して表示することができます。
特定のユーザーに関するツイート全表示させる方法
「@ユーザーID名」で検索をかけるとそのユーザーがしたツイートやユーザーへのリプライ・メンションなど指定したユーザーに関連する全部のツイートをまとめて検索・表示させることができます。
入力コマンド⇒ @ユーザーID名
特定のユーザーがしたツイート全表示方法
「from:ユーザーID名」を入力して検索をかけると、特定ユーザーがこれまでにしたツイートだけをまとめて検索表示できます。
入力コマンド⇒ from:@ユーザーID名
ですが、このコマンドでは特定ユーザーへされたリプライ・メンションが表示されません。
リプライ・メンションを表示するには次のコマンドを使います。
特定ユーザー宛て「リプライ&メンション」を表示する検索方法
入力したユーザーへされたリプライやメンションを検索表示することができます。
入力コマンド⇒ to:ユーザーID名
画像・動画に限定したツイートを表示検索する方法
Twitter上で画像と一緒に投稿されたツイートに限定して表示させることができます。
画像が含まれたツイートを検索する
Twitter内でこれまでに投稿された全部の画像を抽出します。
入力コマンド⇒ filter:images
膨大な数になるので表示に時間がかかると思います…。
もし特定のキーワードに絞って表示させたいときは、コマンドに空白スペースを付け足して検索してみてください。
入力コマンド⇒ 検索ワード filter:images or filter:images 検索ワード
※ ワードとコマンド間に「半角スペース」を入力すれば、ワードが前後しても同じ様に結果が表示されます。
これで検索ワードに関連した画像を含んだツイートのみ表示できます。
動画を含むツイートを表示させる
動画が添付されたツイートに限定して検索・表示できます。
入力コマンド⇒ filter:videos
画像検索の時と同じ様に検索ワードを半角スペースで区切って検索かければ、そのワードに関連した動画が添付されたツイートのみを検索・表示できます。
入力コマンド⇒ 検索ワード filter:videos or filter:videos 検索ワード
フィルターをかけて検索する方法
ここでいう「フィルター」は特殊なツイートに限定して表示/非表示する方法です。
検索ワードから除外したいキーワードを非表示にする方法
情報収集していると、似通ったツイートが出てきてメンドクサイ!って時に使えるコマンドがこちら!
入力コマンド⇒ 検索したいワード –検索から除外したい言葉
半角の「-」を検索した時に表示したくない言葉の前に付けてから検索すると、除外ワードを非表示にした状態で検索できます。
リンクを含むツイートのみを検索する
ツイート内にリンクが含まれたものだけ抽出して表示する検索方法です。
入力コマンド⇒ filter:links
これだと画像検索と一緒で、全ツイート内のリンクが含まれたものを全て拾ってくるので時間かかるわ何がなにやら…状態になるので、特定のワードと絡めて検索をかけると効果的です。
入力コマンド⇒ 検索ワード filter:links or filter:links 検索ワード
※ ワードとコマンド間に「半角スペース」を入力すれば、ワードが前後しても同じ様に結果が表示されます。
リンク入りツイートを非表示検索する
個人ツイートの中には、スパムや踏んだだけでヤヴァいURLが含まれている事があります。
そうでなくても「ウザッ」って思うときに使えるコマンドがこちら。
入力コマンド⇒ –filter:links
「filter」の前に半角で「-(マイナス)」をつけると、ツイート内にリンクを含んだものを全て除外して表示させることができます。
さらに特定キーワードを絡めて、スパムや見たくないツイートを弾く検索表示もできます。
入力コマンド⇒ 表示したくない検索ワード -filter:links or -filter:links 表示したくない検索ワード
認証アカウントのツイートのみ検索
Twitterには「認証アカウント」という、Twitterからお墨付きを与えられた公式アカウントがありますが、アレを優先表示する検索方法です。
入力コマンド⇒ filter:verified
このコマンドを使って特定の検索ワードが含まれた公式ツイートだけ抽出検索することもできます。
入力コマンド⇒ 検索ワード filter:verified or 検索ワード filter:verified
※ ワードとコマンド間に「半角スペース」を入力すれば、ワードが前後しても同じ様に結果が表示されます。
外部投稿先からツイートされたものに限定して検索する
投稿元が外部のサービスで、Twitter以外から関連投稿としてされたツイートやアカウントを検索・表示させることができます。
Twitterをメインで使ってて他の外部サービスのアカウントを持っていない人や、いちいち他のアプリを立上るのすらメンドイという時に使えます。
例えばInstagramは外部サービスの連携機能としてTwitterを含めることができます。
Instagramで投稿された時にTwitterと連携させているアカウントがあれば、同時にツイートする事ができるんです。
で、そんな投稿がされたアカウントやツイートを表示検索するコマンドがこちらです。
入力コマンド⇒ source:指定投稿先
このままだと、また膨大な数の表示になるのでキーワードを決め打ちして検索してみましょう。
入力コマンド⇒ 検索ワード source:指定投稿先
ちょっとわかりづらいので、例題。
「夏 source:instagram」で検索すると、Instagramに投稿された「夏」に関する投稿を検索することができます。
Instagramで設定されたハッシュタグも一緒に表示されていますね。
高度な検索コマンドを使って精密検索をかける方法
「高度な…」というのは、正確というより細かく条件指定してそれに見合った検索結果を表示できるよーという検索方法です。
使い方次第では、かなりニッチな検索結果を表示できるので、使えて損はしないですよ!
複数ワードを含んだツイートに絞って検索する
検索したいキーワードが複数あるとき、どちらも含まれているツイートに絞って表示します。(この検索方法を「and検索」という。)
入力コマンド⇒ 検索ワード1 検索ワード2
複数の検索ワードの間に半角スペースをいれて検索をかけると、両キーワードが含まれたツイートが表示される。
少なくとも1つの検索ワードを含むツイートを表示させる
さらに、いづれか一方のキーワードを含めたツイートのみかどちらも表示したいときに使うコマンドはこちら!
入力コマンド⇒ 検索ワード1 OR 検索ワード2
※ 「OR」は必ず全角で入力、「OR」の前後に必ず半角スペースを入力すること。もし「OR」が半角だと「and」検索と同じ結果になる。
これでどちらか又はいづれも含まれたツイートを表示することができます。
完全一致キーワードのツイートを表示する
タップもよく使うコマンドで、特定のキーワードが含まれたツイートだけ抽出したい時に使えるコマンドがこちら!
入力コマンド⇒ “検索ワード”
クォーテーションマークで検索ワードの前後をサンドイッチしてください。
Twitterは誤字を予測して自動修正する機能があるので、こちらがわざと指定したキーワードを修正してしまって思ったような結果が得られないことがあります。
そんな時はこのコマンドを使ってキーワードを囲んであげると、文字入力の修正機能を無視して表示してくれます。
検索範囲をハッシュタグに絞って表示する
ハッシュタグに範囲指定して検索をかける事ができます。
ただし、この方法は完全一致しないと検索結果に表示されないので使い方に注意が必要です。
入力コマンド⇒ #検索ワード
もちろん「#」は半角入力です。
で、注意したいポイントが「なるべく簡潔なワードを使う」ことです。
ハッシュタグに使われるキーワードの多くは簡単な言葉がよく使われているので、その語群にヒットするようになるべくシンプルなキーワードで入力・検索してください。
ネガ・ポジツイート検索表示
海外で使われている顔文字のタグとして、ポジティブ「:)」とネガティブ「:(」があります。
これらが使われたツイートに限定して検索することができます。
日本国内ではあまり活用できないかも…ですが、海外の情報を検索するときには使える手段なので、旅行や外国でされているツイートを検索するときに使ってみて下さい。
入力コマンド | ポジティブ編⇒ 検索ワード 🙂 |
ネガティブ編⇒ 検索ワード 🙁 |
※ 検索ワードと各タグの間は必ず半角スペースを入力する。
特定の場所限定でされたツイートを表示する
ツイートしたアカウントの位置情報が正確かどうかは必ずしも保障されませんが、特定の場所やそこからどのくらいの範囲内に存在するアカウントからツイートされたかに限定して検索をかける事ができます。
入力コマンド⇒ near:場所名 within:範囲(半径)
※ 「near:場所名」だけでは機能しません。
GPSを指定してスポット精密検索を表示する
指定した位置座標・範囲内で投稿されたツイートに限定して表示させることができます。
入力コマンド⇒ geocode:緯度,経度,範囲(50m,0.5Km…etc)
特定のポイントから範囲指定して検索をかければ、かなりニッチなツイートを表示できますね。
この「geocode」を指定するためには、グーグルマップなどの地図情報サービスで事前にGPSコードを取得しておく必要があります。
グーグルマップでGPSコードを取得する
今回はグーグルマップアプリを使ってGPSコードを取得しました。
- グーグルマップアプリを起動して、地図上の任意の場所をロングタップ(長押し)する。
- ピン(赤い滴状のマーク)が刺さったら画面下に表示される「指定した地点」のタブを上に引き上げてピンマークの所に表示された数値をロングタップする(コードがクリップボードにコピーされる)
- Twitterアプリに戻って上記コマンドを入力し、後ろにGPSコードをペーストする。
- 範囲を指定して検索範囲を限定する。
日本語に限定したツイートを表示する
Twitterは世界規模のSNSなので、検索には当然外国も含まれます。
そうなるとちょっと面倒な場合があるので、日本国内のツイートに限定して検索をかけたいときはこのコマンドを使いましょう!
入力コマンド⇒ lang:言語コード
「言語コード」については日本語の場合「ja」と入力すれば、日本語ツイート限定に範囲指定できます。
もし外国語のツイートに範囲を指定したい場合は、こちらの言語コード早見表を参照してください。
このコードに検索ワードを付け足すと、検索ワードに関連した言語でのツイートを検索することができます。
入力コマンド⇒ 検索ワード lang:言語コード
※ 「検索ワード」と「コマンド」の間には半角スペースを入れてください。
指定ボリューム以上のリツイートがされた投稿を検索
みんなの共感を得た人気ツイートに的を絞った検索をしたいならこのコマンドを使いましょう!
- 人気リツイートを表示する
入力コマンド⇒ min_retweets:数字 - 人気お気に入りツイートを表示する
入力コマンド⇒ min_faves:数字 - 注目リプライを表示する
入力コマンド⇒ min_replies:数字
一定数以上のリプライを指定して検索すると、どの話題が熱いのか調べるのに役立ちますね。