Instagamではアカウントを作ってからだいたい6ヶ月未満のユーザーは、それよりも長く使っているユーザーや有名になっているアカウントよりもかなり利用制限を受けやすいようです。
上手くアカウントを育てるためにどのように運用していけばいいのかについて調べてみました。
もくじ
Instagramアカウントを上手に育てる制限との付き合い方と目安
Instagramにはいろんなアクション(いいね!やフォローなど)がありますが、それぞれで1日の内にできる(やっても許される)ボーダーラインがあるようです。
これは公式に発表されているわけではないので、あくまで使用感としての感想程度ですが今後うまくアカウントを育てる上での参考にしてください。
Instagram「いいね!」制限のボーダーライン
Instagramでコンテンツを投稿すると、案外直ぐに「いいね!」が届きます。
これけっこう嬉しいんですが、その「いいね!」にも許される回数上限があります。
- 「いいね!」してもOKな上限回数:最大500〜900回/日
※ 連続で「いいね!」する時は、28秒〜36秒の間隔をあけるのが無難。
といわれています。
あくまで目安なので、これより手前で様子を見る方が無難でしょう。
他にも制限を受けるアクションはいくつかありますが、そのほとんどのアクションについて制限があるようです。
【制限対象となるアクションの種類と回数の目安】
- 「フォロー」してOKな上限数:最大200〜350回/日
※ 連続でフォローする時は、28秒〜36秒の間隔をあければ安心?
※ 1時間/200フォロー程度までが無難 - 「いいね!」と「フォロー」を同時にする時のボーダーライン
連続アクションは、28秒〜38秒の間隔をあける
24H以内に2,000(内訳:「いいね!」1,000+「フォロー」1,000)アクション以下にとどめる。 - 「フォロー解除」の上限回数:最大150〜220回/日
※ 連続「フォロー解除」する時は、12秒〜22秒の間隔をあけた方がいい - メンションをする時のボーダーライン
※ 5メッセージごとに350秒〜450秒の間隔をあけた方がいい。 - コメントする時のボーダーライン
連続コメント書き込みするときは350秒〜400秒の間隔をあけた方がいい。
1時間以内に12〜14コメント以内に収めるのがいい。
Instagramを利用するうえで迷惑行為となるユーザーを弾くための制限なので、一般の人が自然に利用するシチュエーションとしては十分なように思えます。
Instagram新規アカウント作成制限のボーダーライン
Instagramは作成されたアカウントがスパムなどの怪しい動きをしないかいつも見張っています。
もしせっかく作った新しいアカウントが制限されないようにしたいなら、以下の目安で新規アカウント作成のタイミングを計ってください。
【制限を受けずに新規アカウントを作成する目安】
- サブアカウントを作るタイミング
アカウント作成後12〜20日までの間は1アカウント作成に36〜48秒の間隔をあける。 - 新規アカウントが制限を受ける可能性のある全アクションの合計数
24時間ごとに500アクション以上で制限がかかる恐れあり。
※ アクション:「いいね!」「フォロー」「フォロー解除」など
Instagramのキャプションで使える文字数制限
投稿の説明やPRとしていろいろ書き込みたいところですが、キャプション内で書き込める文字数には制限があります。
アップデート等で変更されることもあるかもしれませんが、現状キャプション内で利用できる文字数は「2,200」文字までです。
【Instagramキャプション内での文字数制限について】
- キャプション内で使用できる文字数:2,200文字まで(2018年5月時点)
- 投稿済みコンテンツに編集で文字数オーバーで書き込んで保存すると書き込み文字が全て消える
あ、それとキャプションを書き込むときの注意ポイントですが、キャプションにURLを書いてもリンク先へジャンプできません。(Instagram独自仕様)
個別の投稿でPRできたら便利なんですが、もしPRしたいサイトがある人はプロフィールページの専用書き込み欄に書いてくださいね。
ニュースフィードの文字数表示は112文字まで
一般の人は気にならないですが、Instagramを企業や個人が仕事のPR活動などで利用している場合、ひとめでコンテンツの概要が読めるようになっていないのはマイナスです。
他にもフォロワーを増やしたいと思っている人は、このニュースフィードの一覧文字数制限については気にして書き込んだ方が、一見さんフォロワー候補の目に留まったとき読まれやすくなるので気にすべきポイントです。
※ 112文字を超えると「…」と省略されます。
コメント返信は文字数無制限
キャプションにかける文字数に制限はあるのに、なぜかコメント返信は文字数無制限となっていて、いくらでも入力できます。
これも今後のアップデートで修正を受ける可能性はあります。
Instagramのハッシュタグにも制限がある!
ハッシュタグは付ければつけるほどコンテンツの拡散がしやすくなるので、なるべくたくさんつけたいですが、実は上限があります。
Instagramで制限対象となるハッシュタグの数
- 1投稿につき30個まで
30個以上つけても投稿はできるけど、キャプションやハッシュタグが削除された状態で投稿されます。ブロックはされません。ちゃんと反映されるためには、ハッシュタグを選んで削除して30個以内に収めましょう。 - 既に30個あるハッシュタグに追加すると、エラー表示が出てタグ付けできない
- 既に30個ハッシュタグがあるコメント欄にハッシュタグを追加できない
- 同一キーワードをコピペしてハッシュタグ付けは1カウントと認識される
OK例:#startupsns.com #startupsns.com #startupsns.com…=1カウント
NG例:#a #b #c #d …=4カウント
このルールさえ守れば、制限を受けることなく快適にInstagramサービスが利用できます。
でも中には抜け道を発見する人がいて、実はハッシュタグを最大60個まで付ける裏技があるようです。
Instagramで大量にハッシュタグを付ける方法(暫定利用)
どうやら裏技で60個までハッシュタグを付ける方法があるようです。
- 写真・動画投稿するときにハッシュタグを付けずに投稿する。
- 先にコメント欄から30種個ハッシュタグ付けしておく
- 投稿したコンテンツの編集機能でハッシュタグを30種類追加
これをやると不思議と60個までハッシュタグがつけられるようです。
ただし暫定処置なので、今後のアップデートで使えなくなる可能性があります。
(処理されたら、既に60個付いたハッシュタグの行方はどうなるのだろう?)
このあと気になって調べてみたんですが、1投稿につけられるハッシュタグの数はわかったけど、1つのハッシュタグの文字数って何文字までだろう?ってこと。
Instagramで1つのハッシュタグで使える文字数上限
これも不思議仕様でiOSとAndroidではクッキリ差が出ています。
文字入力に関してはAndroidユーザーは有利なようです。
【iPhoneなどのiOSの場合】
- 半角文字 = 「#」+99文字まで
- 全角文字 = 「#」+99文字まで
文字数オーバーして強行に投稿すると、ただの文字に変換されます。
ここで更に興味深いのが、Androidです。
【Androidの場合】
- 半角文字 = 「#」+150文字まで
- 全角文字 = 「#」+150文字まで
な、なぜにAndroidだけ??????
使用端末でこんなに差がつけられるのも悔しいです。
あ、ちなみに151文字目からは文字が削除された状態で投稿されます。
もちろん「#」の直後には空白を入れちゃダメですよ!
Instagramで制限を受けやすくなるその他のアクション例
Instagramを利用して怪しい動きをすると、直ぐに制限がかけられてしまいますが、どんな動きを見せると制限を受けやすいのか?について調べてみました。
- IPアドレスを頻繁に変更する
1つのカウント使用中に異なる複数のIPアドレスを使って色々なサービスからアカウントにログインする。 - 使用端末を頻繁に変更する
Instagramを利用する端末を短期間で頻繁に切り替えてアクションを繰り返していると、アカウントが制限される可能性が大きくなる。 - 不自然なアカウントの作成
手動ではなく作成作業を自動化した端末やプログラムなどを利用して、アカウントを作成したり、短期間で大量にアカウントを量産する行為もその対象となりやすい。 - フォロワーの購入
いきなりフォロワーが急激増加すると、フォロワー購入したとみなされてアカウントがロックされる。不自然となる動きには注意したい。 - スパムコメント
自社広告・繰り返し同一内容のコメント・URLやプロモーションコードなどの商用スパムや関数コメントが含まれているとスパム判定される。 - 他人が撮影したコンテンツの投稿
インターネットからダウンロードした資料・他人の写真を本人の許可・同意なく勝手に公開するとアカウントロックされる。 - 個人情報の投稿
自分・他人を問わずメールアドレス、クレジットカード、パスポート、マイナンバー、運転免許書、電話番号、その他の個人を特定する情報を投稿・公開するのは規約違反。 - 複数アカウントで同じ写真を投稿
ある1つの画像を複数のアカウントを使って同時に投稿する。複数アカウントがそれぞれ異なるIPアドレスを使っていても全てのアカウントがロックされる。
普通のユーザーは、このような行動を起こさないので商用利用や意図した拡散を目的としている人はこのようなアクションを起こしがちです。
間違っても同じことはしないように注意したいですね。
Instagramで制限解除されるのはどのくらいかかるか?
もしInstagramで制限を受けると公式からメールで「機能の一時停止」という通知が届きます。
そのメールの内容はこんな感じです。
「機能の一時停止」
この機能の使用ペースが早すぎる為、機能の使用が一時的にブロックされました。コミュニティーを守るため一部のコンテンツやアクションは禁止されています。このブロックが何らかの間違いであると思われる場合はお知らせください。
OK | 問題を報告
これはペナルティ発動されたことを通知しているのと同時に「一部の機能を短時間に使いすぎた」ことが原因でブロックしたよ!といわれているんです。
ブロック制限のかかり方はさまざまで、「いいね!」はできるのに「いいね!」の解除が出来なかったり、「フォロー」できずに「フォロー解除」できたりします。
基本的には不味いアクションに対してピンポイントでブロック制限がかかるようですね。
ただしブロックされてもコンテンツを見たりするのは可能なので、見てるだけ~ならそのままでもいいかもしれませんね。
Web版とアプリ版ではブロックのかかり方が違う
WEB版InstagramとInstagram公式モバイルアプリでは制限のかかり方が違うようで、アクションやり過ぎ!のメールが届いて一時的に利用制限がかかったとしても、モバイルアプリは使えることがあります。
実は、ブロックがかかりやすい利用端末はWEB版に対しての利用停止が多いようです。
Instagramブロック制限解除は24時間経過後
ブロックされたまま何もしないでいると、自然に解除されるまでにかかる時間は「おおよそ24時間」程度みたいです。
もしすぐにでも制限を解除したいときは、先ほどの通知にあった「問題を報告」をタップすると、早ければ3~4時間程度でペナルティが解除されるようです。
※ アカウントの運営期間によって時間もマチマチのようですが…
この「問題を報告」はタップしても特別にInstagram側からメッセージが届くこともなく、タップした瞬間に報告が終わります。
問題についてアンケートや問題のあったアクションの経緯を書いて送るようなことも求められません。
ブロック制限されて、通知が届いたら迷わず「問題を報告」で復活しちゃってください。
ただその後は慎重な行動が求められますよ。
Instagramの「問題を報告」は監視の始まりかも?
「問題を報告」をすると、Instagaram公式側に通知が送られる事になるので、受け取った瞬間から公式側によって本当に問題の無いアカウントなのか?診断を受ける事になります。
実は迷惑行為をしていた人は、この「問題を報告」をすることで監視員の目視確認が入って、さらに強いペナルティを受ける可能性もあるかも知れません。
それよりはおとなしく24時間以上、自然解除されるのを待つ方が賢明かもしれませんね。
もし最悪の違反行為が確認された場合、最大で5日間のロックを受けるそうです。
SNSはコミュニティを楽しんで、交流するためのツールです。
迷惑行為でサービスの質を低下させたり、厳重かする事のないように個人も注意してサービスを利用したいですね。